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骨盤とインナーマッスル

骨盤の傾きや開きは重要ですが、骨格だけでは姿勢は保てません。
理科室のガイコツは針金でつないでおかないとバラバラになってしまいますね。
たとえ骨同士がつなぎ合わされても、上から吊るしておかなければ床の上にくず折れてしまいます。
人間の骨格がしっかりと姿勢を保てているのは骨格の周りに筋肉がついているからです。
この筋肉の中でも、からだの内側の筋肉であるインナーマッスルを鍛えることで、骨盤の傾きや開きをしっかりとコントロールできるようになります。

見た目はガリガリでも驚異的な動き

バレエダンサーは筋肉隆々ではありませんが、とても人間業とは思えないようなジャンプや回転をいとも簡単に行なえます。
マラソン選手は短距離の陸上選手と比べてガリガリにやせているように見えますが、42.195kmを走りきります。
それはからだの内部のインナーマッスルを鍛えているからです。

キープ力を発揮するのがインナーマッスル

瞬間的に加速して走る100m短距離では、筋肉隆々のアウターマッスルが必要です。
一方、爪先立ちで回転するバレエでは、しなやかなインナーマッスルが重要になってきます。
つまり、アウターマッスルは動くための筋肉であり、インナーマッスルはキープして安定するための筋肉といえるでしょう。
自動車にたとえれば、駆動力を生み出すエンジンがアウターマッスルになり、高速でコーナーを回る際に姿勢をキープするサスペンションがインナーマッスルといえるでしょうか。
骨盤矯正という観点から考えた場合には、骨盤の正しい位置をキープするにはインナーマッスルを鍛えることが必要だということがわかります。

インナーマッスルは骨と内臓をキープする

骨盤周りのインナーマッスルには、大腰筋、腸骨筋、そして骨盤底筋群といった筋肉があります。
骨盤底筋群というインナーマッスルは骨盤の底にハンモックのように張り巡らされた筋肉です。
この筋肉が骨盤や骨盤内の内臓を支えています。
鍛えるなら骨盤の歪みも抑えられ、正しい傾斜もキープすることができるのです。
骨盤が歪んでいるなら、骨の歪みを矯正しながらこの筋肉を鍛えていい状態をキープしていきたいものです。

妊娠中に酷使される骨盤底筋群

骨盤内の臓器である膀胱や子宮、直腸などにくわえて、妊娠中はお腹の赤ちゃんの体重まで支えているのが骨盤底筋群です。
長期間重いベビーを支えて出産後は疲れ切っています。
出産後の女性が尿漏れや頻尿、子宮脱などに悩まされるのもうなずけます。
骨盤矯正と並行して、骨盤底筋群をはじめとするインナーマッスルの強化にも取り組んでみましょう。

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