骨盤矯正の効果

骨盤矯正の効果

骨盤の歪みが血管や神経を圧迫する

骨盤が歪んでくると骨があるべき位置をキープできなくなります。
前後の傾きが極端になる。
左右のバランスが悪く、かしいだ姿勢になる。
そんな状態になるといろいろと問題が発生してくるのです。
骨格周りには筋肉や靭帯だけでなく神経や血管が通っています。
そしてあちこちから神経が分岐してからだの各所につながっているのです。
骨盤の歪みがひどいと、この神経が圧迫されてしまい痛みやしびれを引き起こすことがあるのです。

筋肉の硬直が神経を圧迫する

骨盤の傾きが激しい場合、筋肉がその分引っ張られてしまい硬直してしまいます。
絶えず重い荷物を背負っているような状態と同じでしょう。
疲れ切ってしまいますが緩まないのでだんだんと緊張していくのです。
そうすると血管も圧迫されて血流が悪くなってきます。
疲労を運び去り、酸素を補給するはずの血流が弱いため、ますます緊張がひどくなります。
最終的には痛みやしびれ、違和感などで慢性腰痛となってしまうのです。

運動不足は腰痛を引き起こす

運動のし過ぎもよくありませんが、現代社会では運動不足から腰痛を引き起こしてしまう方が後を絶ちません。
デスクワークが続くと筋力も弱くなり、正しい姿勢をキープする筋肉が落ちてしまうのです。
そうすると骨格系もズレやすくなってきます。
骨盤なども緩んでしまうのです。
緩んだ状態でアンバランスな姿勢をすれば、それだけ関節にも負担がかかります。
腰痛と骨盤の傾きには深い関係があるのです。

骨盤と股関節の関係

骨盤が左右に傾いている場合には、股関節から地面までの距離が違ってきてしまいます。
もともと普通であれば左右の足の長さにはそれほどの差はないので、どちらか一方に負荷が集中することになります。
そうなると股関節が傷んだり、股関節周りの筋肉が痛くなったりするのです。
また、骨盤の開きが左右でズレている場合にも痛みが生じることがあります。
足を開く時にも左右どちらかのほうが開きにくかったりします。
そうしたズレも少しずつ解消するなら、腰痛回復に効果があることもあるのです。